永井オススメ!
直島銭湯 Iラブ湯
- 9月6日 up
- 大竹伸朗
- 出版社:青幻舎
- 価格:1,575円(本体1,500円+税)
今年、瀬戸内国際芸術祭の会場の一つとしてにぎわう「アートの島」直島。 この島で2009年7月から営業を開始しているのが、大竹伸朗による「直島銭湯 Iラブ湯」である。 それは本物の銭湯であると同時に芸術作品でもある。 ということはすなわち風呂に浸かりながら(とうぜん裸で)芸術作品を 鑑賞できるということであり、このような行為が公然と許されるのは、 まさに銭湯という公衆浴場であるからにほかならないのであって、 まことにもって快挙である。壮挙である。
本書は、この類稀なる、唯一無二のと言ってもよい、 銭湯であり芸術、芸術であり銭湯の、外観から浴室、脱衣所、そして便器にいたるまでを あますところなくジャバラ式に収めたビジュアルブックである。 しかもA7判(文庫本の半分)という超コンパクトな手のひらサイズ。 この小さな小さな一冊に、大竹伸朗のすべてが凝縮されていると同時に、 ひとたび開けばパノラマ的に広がっていくのだから、まことにもって壮観である。快感である。









