偕成社80周年記念展の大きな展示会(9階で開催)は、5月15日で終わりました。でも、ナルニアホールでもすごくステキな原画展をやっているって、まだ知らない方もいるかもしれない…。そこで、くろみみくんがホールの原画展について、レポートをしてくれました。まだ見てない人、これを見たら来たくなるかも!?
※ナルニアホールの展示はもちろん、入場無料です!

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こんにちは、くろみみくんです!早速にご紹介するのはこちら、エリック・カールさんの原画。といってもタダの原画ではない!ナント「偕成社創業80周年記念」のために、特別に描いてくださった原画なんですって。その証拠がこれ!!

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よーくみると、鳥の絵の下に“FOR 80th CELEBRATION OF KAISEI-SHA BEST WISHES”という鉛筆書きが…これって、カールさんの直筆ですよね!!! みなさん、ぜひ顔を近づけてよーく見てください。

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にしまきかやこさんの『はけたよはけたよ』の原画。たつくんの絵、5月15日発行のナルニア国だより191号の表紙にも使わせていただきました!にしまき先生、ありがとうございます~。

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五味太郎さんの『言葉図鑑』の絵って、すごく丁寧で細かい!五味さんの絵はデザインセンスが抜群だけれど、この原画を見るとものすごく格好よくてびっくりすると思うよ。

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田島征三さんの『とべ バッタ』(右)の、筆の勢いが画面に乗り移ったかのような迫力満点の原画と、黒井健さんの『ごんぎつね』(左)の繊細で淡い色調の見る人の郷愁を誘う原画は、対照的な美しさです。これを見るだけでも、ホールに入る価値あり!黒井さんの原画は事情があって5/26(木)までの展示なので、まだ見てない人は急いで来てください!

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鈴木まもるさんの『ピンポンバス』と、降矢ななさんの『ともだちや』(左)は、明るくて楽しい原画。子どもたちにも大人気の絵本だよね。そして、今回の原画展で一番注目度の高い人気作品は、酒井駒子さんの『よるくま』(右)です。夜を表現する青も黒も、原画の色はとーってもきれい…。
今回は作品それぞれに、画家の方がコメントを寄せています。その言葉がまた素敵!作品に対する思いを作家の方から直接聞く機会はないので、どの文章もじんと胸に沁みます。

☆原画展示中の皆さんは、今回特別に“サイン色紙”も描いてくださっています。5/31(火)までに偕成社の本を3000円以上お買い上げの方には、サイン色紙プレゼント応募はがきを差し上げます!世界で1枚だけのサイン色紙をゲットするために、ぜひナルニア国で偕成社の本を買ってね~。(by くろみみくん)
※はがきの応募期間:6/5(日)当日必着分まで有効