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内容詳細

会憲は修道会のあり方を基本的に定める法である。本会にとって、聖イグナティウス(1491~1556)の霊操は魂であり、会憲は骨格である。聖イグナティウスは精力的に会憲を作成し、彼の死の2年後に公布された。会憲自体には一切修正が加えられていないが、時代の流れの中で、さまざまな総会は会憲を解釈したり、補足を加えたりしてきた。33総会(1983年)において、第二ヴァチカン公会議の諸文書とその後の新教会法の制定、また特に31総会(1965~66年)以降の総会教令に基づいた『会憲補足規定』を作成する必要性を痛感され、34総会(1995年)において承認を受けた。ペーター=ハンス・コルヴェンバッハ神父の序文、会憲初版の序文などの翻訳は、高橋敦子様より、会憲の翻訳はホセ・ミゲル・バラ神父による。また、『会憲補足規定』の翻訳は生熊秀夫神父、塩谷恵策神父、田渕文男神父による。索引は多くの方々の献身的な協力によるものである。文体の調整などは、管区本部において行った。翻訳や索引作成をはじめ、本書作成にあたって数えきれない人々の協力を得た。この場を借りて、心より感謝する。また出版に際して、細部に至るまで校閲してくださった南窓社の岸村正路氏、松本訓子氏に感謝の意を表する。誤訳や語句の不整合が数多くあると思うが、それは本部の責任である。この出版が、本会の刷新と発展に貢献し、また修道生活を送る多くの方々に豊な示唆を与えることを願ってやまない。 イエズス会日本管区 管区長 梶山 義夫(本書『あとがき』より)

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