自由が丘のほがらかな出版社、ミシマ社が10月13日に創立5周年を迎えましたーーーっ!

出版業界不況の真っ只中に出版社をひとりで立ち上げ、取次ぎ(本の問屋さんですね)を
通さない直販というシステムで奮闘を続け、はや5年が経ったわけです。
激しく個性的な従業員も増えて、激しく個性的な本を提供してくださっています。
当店でも6月に「ミシマ社フェア」をやらせていただき、ミシマ社を初めて知った!という方や、
すでにファンです!という方までたくさんのお客さまにご覧頂き、大好評でした~。

というわけで、13日は5周年記念パーティ祭りにお邪魔しましたよ。
会場はもちろん自由が丘のミシマ社さん!
住宅街にある古い、いいカンジの一軒家がミシマ社の社屋なんです。
当日はなぜか「アジアン・ほっこりナイト」。(ちなみに翌14日はヨーロッパ・ハードロックナイト!
個人的にはハードロックナイトなヤツなんですが、わたくし。)

おお、約1年余ぶりに訪問するミシマ社!
相変わらず親しいおともだちのお家みたいでいきなり和みます。
和むばかりじゃなく、新鮮な気持ちになる不思議な場所です。
本当にミシマ社さんを応援し、愛し、この5年の道のりをお祝いしたい!っつう気持ちが
溢れているヒトビトが集結しています、すごい光景!
ただ単に<集まった>だけではなく、文字通り<結束>した感。
ミシマ社のみなさんの心のこもったおもてなしの数々。
祭りぢゃ、祭りぢゃああぁ~!

 

 

「そうだ、京都に行こう!」ではありませんが、
「そうだ、出版社をつくろう!」と突然思い立ち、三島さんは(当時、出版社で編集者として
働いていたので<本をつくる職業>には携わっていたわけですが)起業するにあたっての
煩雑極まりない事柄についてあまり深く考えることもなく発車しました。
たくさんの出版社や書店が経営困難な状態に陥っていくなか、ミシマ社は

『<一冊の力>を信じる』

という強い思いで、がむしゃらに楽しく頑張っているのです。
ミシマ社のみなさまを見ていると、感心しているばかりじゃなく、
こっちも頑張らなければーって思います。

「がつんとくる本をつくって、がつんと売って、たくさんの人に読んでもらいたい!」と願って
やまない熱いヒトビトが集まったこの日、同じ場所にいられたことに激しく感謝します。
ミシマ社のみなさん、当日結束したみなさん、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。

←お土産にいただいたオリジナルのチロルチョコ

ミシマ社5年の軌跡を三島社長(イケメン)が綴った、やたらイケテル本、
「計画と無計画のあいだ」も発売になったばかり~~。
(このタイトル、いいでしょう~?福岡伸一先生の 許可もとってあるそうです。)

「計画と無計画のあいだ」(河出書房新社) 三島邦弘(税込み1575円)