このブログにもたびたび登場し、爆笑された・・・、いや、明るい話題をふりまいた、 早川書房のノンフィクちゃんこと小都編集長が1月末で早川書房を退職されました。
早川書房さんの公式HPの「ノンフィクちゃん部ログ」やツイッターも人気が高く、あまりに アヤシイ・・・、いや、その独特の風貌と爆笑ネタに興味を持った業界関係者から「ノンフィ クちゃんに会ってみたい、紹介して。」と頼まれることも少なくありませんでした。(ほんと か?ほんとに会いたいのか?いいのか?←ノンフィクちゃんに激しく失礼)
早川のノンフィクション編集部と聞いて、みなさんすぐに思いつくのが昨年哲学ブームを巻き 起こしたサンデル先生の『これからの正義の話をしよう』ではないかと思いますが、他にも< エンタテイメント要素たっぷり>のオモシロ本をいっぱい出してるんですよ。昨年秋には「ノ ンフィクちゃんが選んだノンフィクションフェア」をやらせてやったり、いや、やらせていた ただいたり、ほんとうにいろいろお世話になりました!!むちゃくちゃおもしろくて何でも知 ってる、そしてキュートなお人柄(意外と乙女ちっく!)、ノンフィクちゃんキャラと素顔の ギャップも大いに楽しませていただきました。(褒めすぎだ!あんまり褒めるとウヌボレルか らな・・・。)
<ふく編集長>としてノンフィクちゃんを支えてきた愛猫ふくちゃんも<編集長>を辞任し、 <フツーのふくちゃん>に戻るそうです。
いまごろノンフィクちゃんは謎の美女&ふくちゃんと一緒に、ケイマン諸島の実家に帰ってのん びりしているかもしれませんね。あるいはミシシッピ川の激流をラフティングで下っているかも、 秘密捜査のために地下組織に潜入しているかも、アイアン・メイデンのワールドツアーを陰で仕 切っているかも・・・。

ノンフィクちゃんが早川書房で最後に担当した本が、コレ!「グレート・リセット」!!あま りに出来すぎていて、さすがだノンフィクちゃん!と叫ばずにはおれません!バックに映っている ジュース新書も評判よかったんですが、16冊目の「人間はガジェットではない」でシリーズ終わ りです、残念。

ノンフィクちゃんとふくちゃんは、またきっとどこか新しい場所で、何かオモシロイことをしで かしてくれるに違いありません。鋼鉄のへビーメタル魂と鹿児島男児のひっとべ主義で(「ひっとべ 主義」はウチの文庫リーダー津田に教わりました。ちなみにノンフィクちゃんと津田はただならぬ? 関係です・・・)わたしたちを驚かせて下さい!

おぢー編集長、ひとまずお疲れさま。ありがとうございました!!行きつけのブルガリとかシャネ ルとかヴィトンとかカルティエとかにお買い物にいらしたときには教文館の前にリムジン(もちろん運 転手付)を停めて、是非ウチにもお立ち寄り下さい。だいじょうぶ、石投げたりしないって!拍手くら いしてあげます・・・、でへへ。じゃあね、またね!

「グレート・リセット」 リチャード・フロリダ (税込2415円)
「人間はガジェットではない」 ジャロン・ラニアー (税込1575円)※帯の顔写真はノンフィクちゃんではありません。
「小さなチーム、大きな仕事」 ジェイソン・フリード他(税込1155円)
「デザイン思考が世界を変える」ティム・ブラウン (税込1365円)
以上すべて早川書房刊