ナルニア国のようにロングセラー中心の店は、いつも基本的な品揃えが変わらないので、特に季節感を大切にしなければなりません。今は梅雨の時期なので、平台にも「かえる」「かさ」「にじ」など雨に関係した本を集めてコーナーを設けています。一冊売れると別の本を見せ、また一冊売れると別の本の顔を出し…と、細々とやっているフェアですが、やはりこちらにいらっしゃる方は皆さん、季節の要素には敏感に反応されます。新刊入口の平台に置いておいた時にはあまり動かなかった『ひとりぼっちのかえる』(こぐま社)が、ここに来たら急にパタパタッと売れました!こういうことがあると嬉しくて、「また何か提案してみようかな」と思うナルニア国スタッフなのです(笑)