松岡享子展は今日から後半に入りました。前半では翻訳作品の展示を行っていましたが、後半は創作作品の展示を行います。展示されるのは子どもたちに大人気のあの作品です!

松岡享子といえばコレ!と思っている人も多いのではないでしょうか。松岡さんの代表作で40年以上読み継がれている幼年童話の傑作が『なぞなぞのすきな女の子』、そしてその続きとして2013年に出た『じゃんけんのすきな女の子』です。こちら2作品の原画が展示されていま~す。

→くろみみくんはこのマヌケなおおかみが気になるみたい(笑)

今回の展覧会のタイトルになっている『みしのたくかにと』の原画もお借りしました! タイトルの意味が分からない人は、この原画をみれば答えがわかりますよ~。

そして、もう一つの原画は寺島竜一さんの『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』です。驚いたことに、本の挿絵はモノクロなのに原画はカラーだった(かん太さまのいびき)こと! これは皆さんぜひその目で見て確かめてください。ちなみにくろみみくんオススメの1枚は、くしゃみおっかあが息子を大きなくしゃみで山の向こうまで吹き飛ばす場面(写真右)だそうです。寺島さんの原画に発見があったみたいですよ。

いずれの作品も30~50年間ずっと読み継がれている作品です。松岡享子さんのユーモアあふれる『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』(福音館書店/1500円+税)は、おならやしゃっくり、あくびを描いてもとても気持ちよく愉快です。ぜひ子どもたちに読んであげてください!