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みなさん、こんにちは!今日から始まった“ファンタジーを描く~佐竹美保のダイアナ・ウィン・ジョーンズの世界”に皆さんをご案内する、ボクはくろみみくんです。どうぞよろしく。早速中に入ってみようっと。

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展覧会場に入ると一番最初に飾ってあるのがこの2つの原画です。佐竹さんが初めてジョーンズの作品に絵をつけたもので、東京創元社から1993年に出た『わたしが幽霊だった時』と、1994年に出た『九年目の魔法』。ボクはこの本で初めて佐竹美保さんの絵を意識したんだよなぁ…。文庫の表紙はちっちゃいけど、原画はすごく奥行きがあってきれいだよ!

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あ~、佐竹さんの自画像とジョーンズさんの似顔絵だ!すごーい、似てるにてる(笑)。このジョーンズさんの似顔絵は3月に出た新刊『ファンタジーを書く~ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想~』の表紙に使われたものだね。

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原画の前には、本のあらすじを書いたものと、その表紙絵を描くにあたってどんなことを思われたのかという佐竹さん自身のコメント(色紙)がついています。このコメントがすごく面白い!「ほぉ~」と関心したり、「ぷぷぷ」と笑っちゃったり…佐竹さんのコメントを読んでいると、読んでない本も読んでみたくなります!

絵をじっくり見て、解説をしっかり読むとなると、この展覧会はなかなかに見ごたえがあるなぁ。最近、絵本を描きたいという人は多いけれど、「挿絵を描く」っていうことがどういう仕事なのか、佐竹さんのお仕事ぶりや考えを覗かせてもらえるこの展覧会は、普通の原画展とは違ってとっても貴重だと思うよ。ぜひ見に来てね~。

→くろみみレポート・その②に続く。