大塚敦子氏講演会
“犬、そして猫が生きる力をくれた
~刑務所や少年院での実践から~”

フリージャーナリストとして活躍されている大塚敦子さんは、国内外の刑務所や少年院で行われている犬や猫などを介した更生プログラムを20年以上にわたって取材されてきました。
動物たちとの絆は罪を犯した人々をどのように変えたのか、なぜ動物たちは人の心を開くことができるのか―
日本の刑務所と少年院で動物介在プログラムの立ち上げを行い、実際に現場に関わってこられた経験からお話をしていただきます。また、大塚さんが刑務所で実践を始められている、絵本を活用した「文章創作クラス」についてもお話しいただきます。
私たちの暮らす社会が、様々な困難を抱えたすべての人にとって少しでも生きやすいものになるために、皆さんが関心を持ってご参加くださることを願っています!

日時:2019925(水)18時~19時30分
会場:教文館6階 ナルニア国店内
定員:60名
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください(現金のみ)
*当日は午後5時にていったん早仕舞いいたします。
会場の準備が出来次第、午後540分頃より受付を開始いたします。

【申込方法】 メールまたはお電話で(先着順)
〇メールでお申込みの場合は下記のアドレスに必要事項をお書き添えの上、ご送信ください。
申込メールアドレス:narnia@kyobunkwan.co.jp (24時間OK!)
件名:「9月4日トークイベント参加希望」/本文:①参加者のお名前 ②電話番号
★メールで申込みの方へ★
必ずナルニア国のアドレスからの返信を受信可能にしてください。ナルニア国からの返信を受信した時点で受付が完了します。送信から3日以内に返信が届かない場合は受付が完了していませんので、お電話にてお問い合わせください。

〇お電話でお申込みの場合はナルニア国までご連絡ください。
申込み電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後8時) ※1コール1名様のみ

★講演会終了後にサイン会が予定されています。
サインをご希望の方は当日ナルニア国でご著書をお買い求めください。
※書籍の持ち込みはご遠慮ください

【講師紹介:大塚敦子】
1960年和歌山県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争の取材を経て、死と向き合う人々の生き方、自然と動物の絆を活かして、罪を犯した人や紛争後の社会を再生する試みなどについて執筆。『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『はたらく地雷探知犬』(講談社)、『いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ』(小学館)、『犬が来る病院 命に向きあう子どもたちが教えてくれたこと』(KADOKAWA)など著書多数。島根あさひ社会復帰促進センター動物介在プログラムアドバイザー。

『ギヴ・ミー・ア・チャンス』大塚敦子著/講談社 1300円+税
2014年7月、GMaC(ギヴ・ミー・ア・チャンス=ぼくにチャンスを)と呼ばれるプログラムが、千葉県にある八街少年院でスタートした。非行を犯して少年院に送られた少年たちが、動物愛護センターなどに保護された「保護犬」を訓練する。その経験をとおして、一度は社会からドロップアウトした少年たちが、少しずつ変わっていき-。3か月におよぶプログラムに密着し、少年たちと犬との温かい交流を描いた渾身のルポルタージュ!

『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』大塚敦子著/岩波ジュニア新書 840円+税
2009年、日本で初めて〈刑務所〉で盲導犬候補の子犬を育てる試みが始まった。試行錯誤のなかで、犬との出会いは〈受刑者〉だけでなく、まわりの人々をどのように変えていったのか。動物との絆に秘められた可能性とは。人生を根本的に生き直すとは。この試みの立ち上げから7年以上にわたって取材を重ねてきた著者が綴る、希望の書。