なになに~これは!と思った方。写真ではよく見えなくて申し訳ないのですが、なんと押し花で作られた『番ねずみのヤカちゃん』の一場面です。14-15ページの「うん、わかったよ、おかあさん」のヤカちゃんと兄弟・お母さんたちが色もそっくりに作られています。近くで見るとお花が立体的でねずみたちの毛の質感まで表現されていることに驚きます。もうこれは芸術品です!!

製作者の吉田晴美さんは、どんなお花を使って絵を描いたのか詳しく解説してくださっています。ねずみの女の子の赤いスカートはなんと、東京子ども図書館の外に咲いているバラの花から作られているそうです。この押し花は松岡享子さんのお家にあったものを、今回の展示会のために特別にお借りました。感動的に美しい芸術的ヤカちゃんをぜひご覧ください。展示は前期のみ(~5/12まで)です。どうぞお見逃しなく!