教文館9階ウェンライトホールで開催中の、“こぐま社の50年のあしあと展”のレポート第2弾は、記念展らしいちょっと珍しい展示のご紹介です。
ここは受付の裏に当たる小さな部屋で、写真撮影OKの場所です。何が展示されているかというと、こぐま社の歴代の「お誕生日カード」がずらりと並んでいるんです!
毎年、こぐま社にご縁のある絵本作家の方たちに描いてもらっているというお誕生日カード。登録すると10歳になるまで毎年もらえるというのだから、嬉しいよね。
これは1972年のお誕生日カードを作った時のリトグラフとジンク版(詳しくは解説を読んで)。昔は社内に機械があって、こういうカードも刷っていたそうだよ。
こぐま社50周年おめでとう!と、たくさんの著者の方からメッセージが届いていました。こぐまちゃん絵本をつくった森久保仙太郎さん(『はらぺこあおむし』の訳者・もりひさしさん)や松岡享子さん他、あんな人からもこんな人からも来ているよ~。ぜひナマで見てほしいな。
これ、おもしろい!にしまきかやこさんのメッセージで「えほんはロマンだ」とか「わたしもいっしょにがんばったよ」とかの中に、「つぶれないでよくがんばったね」っていうのがある~!長年こぐま社とかかわってこられたにしまきさんらしい、ユーモアに溢れたあたたかいメッセージに思わず笑ってしまいました。
☆ここ以外にも写真OKな場所があるので、それは次回ご紹介します。(→③へつづく)