現在、教文館9階ウェンライトホールで開催中の、こぐま社の50周年記念展“こぐま社の50年のあしあと展”も、残りあと5日間となりました。入場無料でどなたでもお入りいただける、楽しい展示会です。まだ来ていない人のために、ボク(くろみみくん)が、ちょこっとレポートをしまーす!

まずは貴重な原画のご紹介です。ここはみなさんは写真を撮ってはいけないところなので気をつけてくださいね!
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こぐま社と言えば、代表的絵本は「こぐまちゃん」シリーズ!入ってすぐのところは、こぐまちゃんの解説があります。

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ななな!!なに~、このおいしそうなホットケーキは!!子どもたちが一番好きな「ぴちぴち ぽたーん…」のシーンが、なんとフェルトで再現されています。ううう…思わずよだれが出そう……。

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『わたしのワンピース』のにしまきかやこさんのコーナーでは、こぐま社50周年記念出版の最新絵本『ぞうさん』の原画も2枚展示されています。

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「11ぴきのねこ」シリーズは、リトグラフが展示。その他馬場のぼるさんのスケッチや、原画もたくさん出ているよ!

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ましませつこさんの原画のところには珍しい、わらべうた絵本に使った渋紙の型紙(反物を染める型)も展示されています。
そして一番新しい絵本『うめぼしさん』の原画も1枚出てました。『うめぼしさん』は、今年の6月~7月にかけてナルニアホールで全点原画展示をするので、みなさん楽しみにしててくださいね!

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これは「子どもに語る昔話シリーズ」の表紙画です。いつもはタイトル文字が載っているのであまり気にしてみたことはなかったけれど、こうやって絵だけで見ると、それぞれの国の雰囲気を実によく伝えているなぁ…。とてもきれいで、びっくりするよ。

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『子どもに語るアンデルセン』の扉絵原画も展示されています。このシリーズ、余計な絵は一切ないけれど、物語のタイトルの下に1枚だけそのお話を象徴するようなカットが添えられているのがステキなんです。大社玲子さんの絵を、じっくり見てくださいね。(ちなみに、向こうの方にちらっと見えているのは、太田大八さんの『ロシアの昔話』のカットです)

この他にも、つかさおさむさん、多田ヒロシさん、柳原良平さん、三浦太郎さん、ひぐちみちこさん、タダサトシさん、E.アーディゾーニ…と、たくさん原画が9階には展示されています。これだけたくさんの原画を一度に見られるチャンスは、なかなかないと思います。4月10日(日)までだから、絶対見に来てね!(入場無料/10時~19時 ※入場は閉場の30分前まで)