3月18日(土)から9階ウェンライトホールで始まった“童心社60年展”には、最初の3連休で1000人以上のお客様がご来場になったそうです! お天気も良かったですし、第2会場のナルニア国も小さなお客様で大賑わいでした。
まだ9階をご覧になっていない方のために、くろみみくんがレポートをします。


9階の入口には、童心社創業者の村松金治さんの「出版社は、つねに良心の灯をともしている必要がある」という言葉が掲げられています。子どものために、平和のために出版を続けてきた童心社の根っこがここにあるんだね。


童心社にご縁の深い9人の作家さんからお祝いのメッセージが寄せられています。
順不同:いわらむらかずおさん、田畑精一さん、宮川ひろさん、長野ヒデ子さん、まついのりこさん、内田麟太郎さん、とよたかずひこさん、なかみわさん、アーサー・ビナードさん


童心社といえば紙芝居! 今は作られていない貴重な資料も展示されています。「五つのえんどうまめ」(1955年)は佐藤忠良絵、「お月さまいくつ」(1958年)は岩崎ちひろ絵、「てんまのとらやん くうちゅう大りょこう」(1961年)は馬場のぼる絵、だって!! 見たい!


この『あいうえおのほん』(1960年)が、童心社で作った最初の絵本だそうです。『いないいないばあ』(1967年)よりも前なんだね。でも、この本は今でも買うことができま~す(ナルニア国でも売ってるよ)。初版から半世紀以上も読み継がれるロングセラー絵本なのです。

次回は展示されている原画をご紹介します。お楽しみに!