今回、ナルニア国が展覧会のメインでご紹介しているのは、皆さんが一番よく知っている絵本『スーホの白い馬』です。この作品は9階の展覧会場で全場面展示を行っています。複製(ピエゾグラフ展示)とはいえ水彩の色や質感も見事に再現された素晴らしい作品は大変見ごたえがあります。2020年に新規製版となった絵本『スーホの白い馬』も限りなく原画に近い色を再現しているのでとても美しく、旧版をお持ちの方にはぜひ買いなおしをオススメしているところです。
そんな皆さんに朗報があります。この『スーホの白い馬』と、昨年生誕110年記念で限定復刊となった『いしになったかりゅうど』と『あかりの花』の3作品に、赤羽末吉氏の落款を押して販売するお許しをいただきました。お亡くなりになって31年、直筆のサイン本をご用意することはかないませんが、その代わりの特別仕様です!

落款は2種類、本にあわせて色と紙を変えています。それぞれはこんな感じ――

『スーホの白い馬』
 

『あかりの花』
 

『いしになったかりゅうど』
 

これは赤羽さんご自身が使われた本物の落款です。サインと同じくらい貴重なものだと思います! 所蔵先のちひろ美術館より、赤羽家のご了解をいただいてナルニア国がお借りしました。これらの本の販売は展覧会限定ですので、限定復刊の絵本には二重の限定品となりますね。
赤羽末吉落款入り絵本はこちらの3点のみです。他の本には入りません。ご希望の方で展覧会のご来場が難しい方には、着払いでのお届けも承っております。どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。

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