9階赤羽展会場図

9階展覧会場の一番奥にあるスペースは、赤羽末吉さんの著作全紹介パネルと、ナルニア国にご縁のある著名な方々から寄せられた“わたしの好きな赤羽末吉”コーナー、自由読書スペースとなっています。この“わたしの好きな赤羽末吉”がとても良いと評判です。今日はここを詳しくご紹介します。

壁一面に皆さんのコメントとご紹介くださった本を展示。

翻訳家の小宮由さんは『くわずにょうぼう』をご紹介。タイトルは「昔話に挿絵をつけるということ」――言葉の一つ一つにその通り!と深くうなずけます。

漫画家の久住昌之さんは『おおきなおおきなおいも』をご紹介。タイトルは「赤羽さんには二度、思い知らされた。」――その衝撃的な出会いと再会の様子は、読みながら思わず吹き出してしまう面白さです(笑)

絵本作家のきくちちきさんは『おへそがえる・ごん』をご紹介。タイトルは「息子とはまったカエルのえほん」――息子さんとの楽しいエピソードを読むと、この本を知らなかった方もきっと読みたくなること間違いありません。

絵本作家の降矢ななさんは『スーホの白い馬』をご紹介。タイトルは「絵のなかににない絵」――子どもの頃にこの絵本に出会った方は、降矢さんと同じ体験をしている方が多いのではないでしょうか。こうして言葉にされると、より赤羽さんの凄さが感じられます。

今回、松居直さんにコメントをいただくことはかなわなかったのですが、お嬢さんの小風さちさんがお父様(松居直氏)の思い出を寄せてくださいました。ご紹介いただいた本はもちろん『だいくとおにろく』!

生前の赤羽末吉さんと親交のあった児童文学者の斉藤惇夫さんは『聊斎志異』について書いてくださいました。「え? 赤羽さんって『聊斎志異』の絵本を作ってたっけ……?」と思われた方は、ぜひこの斉藤惇夫さんのコメントをお読みください!!
「あー、ボクも赤羽さんの『聊斎志異』が見たかったなぁ……!」とため息をつく、くろみみくん。

皆さんのステキなコメントが読めるのは、9階ウェンライトホールの赤羽末吉展会場だけ。ぜひ作品とともにじっくりお楽しみください。このコーナーに寄せられたご来場者の感想も、近々アップいたします!

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売場直通電話 03-3563-0730
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