こんにちは、くろみみくんです!
5月23日から始まった“エドワード・アーディゾーニ展”は、6階のナルニア国が第2会場となっています。店内ではアーディゾーニの入手可能な邦訳作品全点と、グッズを販売。今日はまず、本の紹介をしま~す!
AZ33
この展覧会に合わせて復刊になったチム・シリーズは、一番目立つところに置いてあります(入り口すぐの平台に2箇所展開中)。5点はいずれも限定復刊なので、この際買わないとなくなっちゃうかもしれないよ。後で後悔しないようにね。そして、この平台では、1936年の初版にも採用されなかった幻の原画4点を含む『完全復刻版 チムとゆうかんなせんちょうさん』の見本も見られます。じっくり見て検討してください!限定1000部、なくなったら再版はないと思ってください!!

AZ35
その他に、アーディゾーニ自身が文も絵も描いた絵本と、文章は別の人が書いている絵本なども紹介しています。『時計つくりのジョニー』や『あかいえのぐ』、『ダイアナと大きなサイ』などはアーディゾーニ作・絵の作品。『小さなきかんしゃ』や『あめあめふれふれ もっとふれ』、『ウェールズのクリスマスの想い出』などは、他の作家に絵をつけたもの。『まいごになったおにんぎょう』と『つきよのぼうけん』は、長男フィリップのお嫁さんであるエインゲルダさんが文章を書いているものです。

AZ32
ここは挿絵の本を集めたコーナーです。アーディゾーニと言えば、絵本もいいけれど線画の“挿絵”がたまらない!さりげなく入っているどの絵も、物語の一瞬をとらえた絶妙なもので、描きすぎていないところが読者の想像力をかき立てます。こういう描き方こそ“挿絵”の真髄だよね…。

AZ34

 

そして、挿絵と言ったら絶対にはずせないアーディゾーニの代表作がファージョンの『ムギと王さま』他の作品でしょう!岩波書店のファージョン作品集の最初の3巻『年とったばあやのお話かご』『イタリアののぞきめがね』(品切れ、売切れ間近!)『ムギと王さま』の3点と、『町かどのジム』、『マローンおばさん』がこの中に入ります。この本の中からは、一部9階に原画も展示されていますので、絶対に見逃してはいけませんよ。どの作品が出ているかは、行ってのお楽しみ~(笑)

ナルニア国でアーディゾーニの作品(日本語の本)を買ってくださった方には、素敵なプレゼントもご用意していますので、ぜひこの機会にあなたの本棚に“アーディゾーニ・コーナー”を作ってみてください。

 

通販でもお買い求めいただけます
下の画像をクリックしてネットショップにお進みください。
イーショップ教文館リンク