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アーディゾーニ展に向けて新刊情報を一つ。こぐま社から、ジェームズ・リーヴズの詩集の邦訳が出ることになりました。タイトルは『ライラックの枝のクロウタドリ』(予価1800円+税)―翻訳はもちろん、間崎ルリ子さんです!リーヴズは英国で子どものための詩や物語の創作、編纂に活躍した人。アーディゾーニとはたくさんの仕事を一緒にしました。

ところで、ジェームズ・リーヴスなんて、聞いたことないな…と思った人、この本はご存知ありませんか?

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日本ですでに紹介されている本としては、この2点がありました。
岩波少年文庫の『月曜日に来たふしぎな子』は短編集で、印象的なお話がいくつも入っています。ちなみに邦訳書の隣にあるのが原書の表紙です。とっても素敵な雰囲気~。もちろんこの原書も展覧会には登場しますからね、お楽しみに!

リーヴスの詩について、『月曜日に来たふしぎな子』の訳者の神宮輝夫さんは、あとがきの中で「この詩人の詩は、R.L.スティーブンソンの子どもの詩の流れを感じさせます」と書いています。これはとても楽しみな1冊です!
※5月下旬刊行予定