2018年7月号で通算400号となった福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」――9月~10月にかけてナルニア国では、記念の展示会を行います。9月のメイン展示は記念すべき400号・西村繁男さんの「絵で読む子どもと祭り」原画展です。日本各地のお祭りを9か所取り上げた力作で、なんと4年以上も取材を重ねられたそうです。臨場感たっぷりの素晴らしい原画をぜひ多くの方にご覧いただきたいと思っています。また9月20日には西村繁男さんと福音館書店の担当編集者のトークも予定!詳しくはこれからのお知らせをお待ちください。

そして10月のメイン展示はがらりと変わって2017年9月号「アリになった数学者」です。著者は『数学する身体』(新潮社)で最年少の小林秀雄賞を受賞した若手研究者の森田真生さん(絵は脇坂克二さん)。新刊コーナースタッフのSがこの本に入れ込んで、これまでに何度もメルマガやブックトークの会でご紹介してきましたので、手に取ってくださった方もいらっしゃるかもしれませんね。この月刊誌は人気が高く、雑誌にしては珍しく何度か重版もしたようですが、ついに出版社品切れとなってしまいました。ナルニア国では今たくさん在庫を持っていますので、まだ買っていない&読んでいない方がいたらこの機会にぜひどうぞ。世界の見方が変わる1冊です。