まだまだ暑い日が続く9月ですが、読書の秋に向けて素敵なイベントをご紹介します。
スペインを代表する詩人のヒメネスが愛情いっぱいに描いた小さな愛らしいロバ、プラテーロ。「この世のありとあらゆる美しいものが詰まった」と表現されるこの作品を、朗読とギターでお楽しみいただきます。美しく優しいギターの音色に、夏の暑さに疲れた体も心もきっと癒されることでしょう。
プラテーロは実はヒメネスの創作であって本当はいない(フィクション)そうですが、この本を読んだスタッフは最後にプラテーロが死んでしまうシーンで泣いてしまったそうです……それくらい、気持ちが入り込む作品なのですね。もしまだ読んだことがない方がいたらこの機会にぜひ!

朗読とギターによる『プラテーロとわたし』 大城みほ(朗読)/大谷環(ギター)
2019年9月12日(木) 午後6時~7時半
会場:教文館6階 ナルニアホール
参加費:2000円 ※当日受付でお支払いください

プロの演奏者による贅沢な会です!どうぞお見逃しなく!
『プラテーロとわたし』J.R.ヒメネス作/伊藤武好・伊藤百合子訳/理論社 1600円+税