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内容詳細

武力ではなく、愛と祈りによる

紛争解決をもとめて

パレスチナに生まれ難民となったアラブ人司祭が、ユダヤ人とイスラム教徒とキリスト教徒の旧約聖書の読み方の違いがパレスチナ問題の根幹にあることを丁寧に示しつつ、3つの宗教を信仰する人々の平和共存を願って紛争の渦中から、世界の人々に愛と祈りによる連帯を呼びかける!

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〈目次より〉

日本語版への推薦の言葉・・・・・・スヘイル・ダワニ(エルサレム・中東聖公会首座主教)

序言・・・・・・ウォルター・ブルッゲマン

第1章 世界の解放の神学

第2章 パレスチナ人キリスト者とは何者なのか

第3章 三重のナクバ

第4章 パレスチナ解放の神学を生み出したその他の歴史的出来事

第5章 イエスの人性の回復

第6章 旧約聖書における宗教思想の発展

第7章 キリストこそが鍵

第8章 中心に置かれるべき正義

第9章 サビールとその友人たちの出現

第10章 二十一世紀の信仰と行動の核心

付属資料集/パレスチナ関係略年表/索引

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◆著訳者紹介◆

著者 ナイム・アティーク(Naim Stifan Ateek)

エルサレム・中東聖公会司祭。1937年パレスチナ・ベイサン(旧約聖書ではベト・シェアン)生まれ。1948年イスラエルによるベイサン占領で家族と共に難民としてナザレに移住。1991年エルサレムで「サビール・エキュメニカル解放の神学センター」を設立。パレスチナおよび世界のキリスト者に、パレスチナ人と連帯してパレスチナにおける正義と平和を得るための活動を呼びかけている(「サビール」とは、アラビア語で「道」の意。また著者は「生きた水の泉」(ヨハネ7:37-38)という意味も込める)。

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