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内容詳細

250年余におよぶ禁教下の潜伏キリシタンの信仰生活を証言する資料群、具体的には幕末の「信徒発見」を機に、浦上の信徒たちによってまとめられた教理書や教会暦など23点の手書きの冊子他からなる。これらは浦上四番崩れで没収され、戦後、外務省で廃棄扱いとされたが奇跡的に救出されて、のち浦上に帰還した。本書は帰還に際し浦上教会がすべての資料を影印・翻字を併掲して刊行。非売品として教区を中心に配布したが、その後、研究者など諸方から入手希望が相つぎ、改めて解説等大幅に改訂増補して、広く市販することとした。

【主な内容】
口 絵
まえがき(髙見三明・長崎大司教区大司教)
(旧版)発刊の辞(小島栄・浦上教会前主任司祭)
凡例(凡例/資料一覧)
浦上キリシタン資料〈1〜23〉
解説(清水紘一)
『浦上キリシタン資料』の出自について(稲生典太郎書簡)
浦上小教区沿革小史(カトリック浦上教会歴史委員会)
(旧版)あとがき(野口勝利)
あとがき(藤田千歳/カトリック浦上教会歴史委員会委員長)

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