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内容詳細

滝沢克己(たきざわ・かつみ)。
一九〇九―一九八四年。一高から東京帝大法学部に進んだが直ちに退学。九州帝国大学哲学科に転ず。卒業後、ボン大学でカール・バルトに師事。山口高等商業教授を経て九州大学教授となる。大学闘争では全共闘を支持して辞職。独自のインマヌエル思想を唱え、その影響は「滝沢神学」として国内はもとより海外にも及んだ。

【目次より】
1 滝沢克己のヒューマニズム哲学 白井雅人
2 公共哲学の視点から 稲垣久和
3 滝沢神学と天皇制 内藤 酬
4 労働の二重性から人間存在の二重性へ 鈴木一典
5 〈究極の真理〉を求めて 前川 博
6 滝沢克己と内村鑑三 小林孝吉
7 滝沢克己と聖書 水田 信
8 滝沢克己の洗礼に対する再考察 金 珍熙
9 滝沢思想からの学び 堀内隆治
10 滝沢哲学において物とは 森松睦雄
11 ハイデッガーと滝沢克己 芝田豊彦
12 滝沢哲学から「意味なき生」を考える 吉岡剛彦
13 ?原点?のコンティンジェンシー 丹波博紀
14 手に余りながら付き合いは続く 最首 悟
15 読解の座標を求めて 佐川愛子
16 今あらためて考えること 植村光一

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