『ズーミング! 昆虫園』

『ズーミング! 昆虫園』
小宮輝之 監修
多摩動物公園 協力
秀和システム新社 刊
2026年4月30日 発行
95ページ
分類:ノンフィクション
対象:小学校中学年から

調べ学習にも役立つ20の疑問を写真で解説!

表紙の写真を見て「多摩動物公園だ!」とわくわくしました。子どものころから、何度となく多摩動物公園に行っているので、親近感がわくのです。保育園の卒園遠足も、小学校に入学したての遠足も、それから日曜日といえばしょっちゅう家族でも行きました。地域の子ども会のイベントでも!
そんな(?)多摩動物公園の目玉施設のひとつともいえる、昆虫園にスポットをあてた1冊。

1988年オープンの昆虫生態園と、2002年にリニューアルした昆虫園本館があります。
昆虫生態園は、なんといっても1年中、チョウが飛び交う姿を見ることができる大温室が魅力です。初めて新しくできた昆虫園に行ったときの感動は忘れられません。1年中チョウを見られるのはなぜだろう、と誰もが疑問を抱くでしょう。その秘密も本書には解き明かされています。ここには書きません(笑)。ぜひ、手にして読んで確かめてください。
その他、施設や設備の疑問、飼育に関することや標本や研究に関する疑問へも豊富な写真と共に説明しています。それと、今でもいるのかな? チョウと一緒にハチドリも見られるかもしれません。一度だけ見たことがありますが、あの感動は忘れられないなあ。
多摩動物公園へ行く前に読んでもいいし、行ったあとに読むのもとてもいいと思います。予習復習? することで、この昆虫生態園への親近感もわくでしょう。

わたしも久しぶりに出かけてみたくなりました。何度行っても行くたびに発見のある場所です。夏はちょっと暑すぎるかもしれないけど(温室だから!)、ぜひ本書を片手にでかけてみてください。
また、表紙から奥付にいたるまで総ルビなのも、とてもいいです。 (す)