『英米文学のわからない言葉』
『英米文学のわからない言葉』
金原瑞人 著
左右社 刊
2025年12月10日 発行
2200円(税込)
239ページ
分類:ノンフィクション
対象:高校生から
英米文学に登場する“わかりそうでわからない”言葉をひも解いていく~知れば知るほど物語がもっと楽しくなる!
翻訳の物語を読んでいて、出てくるものがよくわからないってことはありませんか。なじみのないモノの名前とか、イメージできぬまま読み進めてしまったことは、きっと誰でもあるのでは?
そんなさまざまな言葉を翻訳家の金原瑞人さんが紐解いた1冊。「はじめに」で書かれているように、翻訳家とは調べ物の達人じゃないかと思います。とにかく、調べることから翻訳ははじまるってかんじ。
この手の本は金原さんのお得意分野ではないかな。
解説といっても、そんなに堅苦しくはなく、気軽に読み進められます。
項目は「あだ名」「色」「キロとマイル」「コート、オーバー、外套、マント」「煙草」「ペチカとストーブとオーヴン」などなど、全34にもなります。言われてみればコートとオーバーと外套とマントの違いをきちんと説明できないかも~。
どの項目も興味深いものばかりです。知らなくても、なんとなくで読んじゃっていますが、わかれば、もっと物語を深く味わえるってもんです。
『ナルニア国ものがたり』に出てくる、あのターキッシュデライトの説明もあります!
翻訳の物語をよく読む人の座右の書になること、請け合いです。目次から拾い読みするのも楽しそうですよ。 (す)
