せかいをみてきたペンギンくん

『せかいをみてきたペンギンくん』
M.&H.A.レイ 作
木坂涼 訳
好学社 刊
2026年7 発行
1,980円(税込)
28ページ
分類:絵本
対象:幼児から

あれも、これも「おはなし」になるぞー!

ペンギンランドのラジオ局で働くペンギンくんはある日、休みを取って『おはなし』を見つける旅に出ることにしました。友だちのアザラシとシロクマに見送られ、船に乗って颯爽と旅立ったペンギンくん。ところが、氷山にぶつかって船が壊れるわ、軍艦に忍び込んで大砲の筒の中に隠れたら砂漠の国まで吹き飛ばされるわ、暑い砂漠をキックボードで滑り抜けなくてはならなくなるわ……と、旅はとんでもない冒険の連続でした。でも、どんな大変な目にあっても、ペンギンくんの考えることは「でも、これは『おはなし』になるね。」ということ。好奇心旺盛のペンギンくんにとっては、知らない環境も、初めて出会う動物も、何もかもがおもしろく『おはなし』になる体験ばかりだったのです。そして、『おはなし』のおみやげと、さかなのおみやげの両方をどっさり持って帰ったペンギンくんは、ペンギンランドのスターになりました。

ペンギンランドには雪で作られた大きなペンギンくんの銅像が建っているそうなので、私もいつか見に行きたいです!(か)

★本書は2000年に岩波書店から『ペンギンくん せかいをまわる』(山下明生訳)のタイトルで刊行された絵本の新訳版です。レイ夫妻の遺産の中から発見された幻の作品が、『ひとまねこざるときいろいぼうし』刊行85周年の今年、装いも新たによみがえりました。

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