『詩が教えてくれたこと』

『詩が教えてくれたこと』
田中和雄 著
童話屋 刊
2026年8月27日 発行
1430円(税込)
234ページ
分類:詩
対象:中学生から

やさしい心 生きる意味ーー編集者が50年で出会った名詩・名詩人

本書は『NHKカルチャーラジオ 詩歌を楽しむ 詩のトビラ ひらけごま!~「ポケット詩集を読む」』(NHK出版、2012年)を加筆修正したものです。
著者の田中和雄さんは童話屋の創業者であり、編集者。童話屋といえば『のはらうた』が特に知られていますね。その『のはらうた』の工藤直子さんをはじめ、これまでに田中さんが出会ってきた多くの詩人やその詩について語りつくしています。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に心を打たれた少年時代のことに始まり、茨木のり子、まど・みちお、谷川俊太郎などの詩人との交流を綴っています。
また小中学校で行ってきた「詩の授業」を誌上再録。これが実にいい! 特に「ぼくの名前【小学校での授業】」の部分。誰でも自分の名前で簡単に詩が書ける技を教えてくれています。なるほどなあ、と思います。ぜひともちゃんと読んで、実践してみて! ここにはその技、書きませんので…(笑)。

詩が好きな人はもちろん、よくわかんないやとか、難しいなんて感じている人にこそ手にしてみてほしいです。決して詩は難しいものでもなんでもなくて、田中さんがよく仰っている「いい詩やいい絵本は心のあるじ(主人)を善にします」ということが実感できる1冊です。
たくさんの詩が紹介されているので、ひとつでもお気に入りを見つけられたらもうけもんですよ! (す)

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