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内容詳細
キリスト教女性論を再構築する精緻な研究!
古代・中世のキリスト教世界において、女性はどのように描かれ、どのように理解されたのか。時代を証言する図像や文献の間隙から、従来の研究とは異なる多様な女性像を丹念に抽出する気鋭の論考集。男性中心の歴史の背後に紡がれた女性たちの歴史を再発見する試み。口絵10頁。
執筆者:⼭⽥順、出村みや⼦、⼭⽥望、出村和彦、⾜⽴広明、坂⽥奈々絵、袴⽥玲、清⽔美佐、後藤⾥菜(掲載順)
【目次】
第1章 ローマの初期キリスト教美術における⼥性像 (⼭⽥ 順)
第2章 古代アレクサンドリア思想の系譜に⾒る⼥性イメージの成⽴と発展 (出村みや⼦)
第3章 ペラギウス派の⼥性信徒イメージと救貧活動の奨励 (⼭⽥ 望)
第4章 書簡に映し出された司教アウグスティヌスと⼥性たち (出村和彦)
第5章 ミケランジェロより千年早く (⾜⽴広明)
第6章 エクレシアとキリストの結婚(nuptialis copulatio) (坂⽥奈々絵)
第7章 グレゴリオス・パラマスのマリア像 (袴⽥ 玲)
第8章 ビザンティン中期から後期への聖⺟イメージ (清⽔美佐)
第9章 ⻄洋中世の「敬虔な⼥性たち」 (後藤⾥菜)
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