キリスト教 -本質と歴史-

古今東西のキリスト教のすべてがここに。
新時代のキリスト教の百科全書、待望の邦訳！

著者の40年間に亘る神学研究を経て、総合的・普遍的な視点からまとめあげられた著作。多様な諸教会・諸教派を一つにするものは何かという根本的問題を探求し、2000年に及ぶキリスト教の歴史を省みるとともに、教会に対して「根源に向かう」改革を提唱。

世界で最も影響力のあるカトリック神学者による渾身の大著！

【目次】
Ａ. 本質への問い
Ⅰ. キリスト教の「本質」と「非本質」
Ⅱ. 矛盾にある「キリスト教」

Ｂ. 中心的な事柄
Ⅰ. 基礎的形態と原動機
Ⅱ. 中心的な構成要素

Ｃ. 歴　史
Ⅰ. 原始キリスト教のユダヤ教的・黙示的パラダイム
Ⅱ. キリスト教古代のエキュメニズム的・ヘレニズム的パラダイム
Ⅲ. 中世のローマ・カトリック的パラダイム
Ⅳ. 宗教改革のプロテスタント的・福音主義的パラダイム
Ⅴ. 近代の理性志向的・進歩志向的パラダイム