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内容詳細

バージニア植民地時代から新型コロナウイルス禍まで!

揺れ動き続けるアメリカにおいて、聖公会(英国教会)は社会的な出来事とどのように対峙してきたのか、米国人司祭が詳細に描く通史。原書第3版を底本にスペイン語版(2022年刊)に加筆された部分も収録。

*西原廉太「監訳者のことば」より*

先住民、奴隷制度、人種問題、ジェンダー、セクシュアリティに至るまで、現代アングリカニズムが逢着する諸課題に対しても、一切、オブラートに包むことなく切開を試みており、その意味では、現代神学、キリスト教倫理の重要なテキストでもある。

■目次

第1章 断片的な教会の形成(1585―1688年)

第2章 理性の時代とアメリカ植民地(1688―1740年)

第3章 大覚醒(1740―1776年)

第4章 アメリカ独立戦争(1776―1800年)

第5章 理性的正統性(1800―1840年)

第6章 ロマン主義的反応(1840―1880年)

第7章 ブロードチャーチ(1880―1920年)

第8章 1920年代、世界恐慌、戦争(1920―1945年)

第9章 教会の躍進(1945―1965年)

第10章 教会再編(1965―1990年)

第11章 よりスリムで軽快な教会へ(1990年―)

■著訳者紹介

著者 ロバート・W.プリチャード (Robert W Prichard)エモリー大学Ph. D。アメリカ聖公会司祭。1980年からバージニア神学校で教鞭を執る(アメリカ・キリスト教史教授、礼拝学講師)。現在、同名誉教授。アメリカ聖公会歴史学会元第一副会長。著書多数。

監訳者 西原廉太(にしはら・れんた) 1962 年京都生まれ。博士(神学)。現在、日本聖公会中部教区主教。立教大学総長、立教学院院長、同大学文学部キリスト教学科・同大学院キリスト教学研究科教授。著書共著多数。

訳者 中原康貴 (なかはら やすたか)日本聖公会司祭。現在、高知聖パウロ教会牧師。聖公会神学院非常勤講師(日本聖公会論)。著訳書『日本聖公会神戸教区宣教140年史』(共著、日本聖公会神戸教区、2017年)、ジョン・リーズ『自給している聖職者たち――特任聖職実践ガイド』(西原廉太監訳、かんよう出版、2022年)ほか。

 

 

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