税込価格:4,950円
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内容詳細
バッハの音楽の源流を訪ねて
ルターからバッハへ至る「ドイツ・コラール」の大きな系譜を一望した、画期的通史。ルター、宗教改革期、正統主義の時代、三十年戦争期、敬虔主義の時代──200年にわたる詩と音楽と信仰の系譜がこの1冊で明らかに!
「バッハ音楽の愛好者には熱心な方が多い。その方達は、バッハの音楽がコラールの詩や旋律に深く根ざしていることはよく知っておられる。そのコラールの名前や、参照されている詩(や旋律)の名称はつねに告げられる。ゆえに、コラールの詩の一部や、あるいはかなりの部分が曲を構成していることも、具体的な詩句の内容も含めて周知である。ではそのコラールの全体像はどのようなものか。もとの一篇の詩から、バッハや台本作者がどのような部分を選び、新たに演奏される作品を作り上げたのか。その点はまだよく知られていない。その点に注目するのが本書の第一の目的である。いわば、切り出されて美しい台座に嵌め込まれた石が、いかなる岩場から見出されたか。その現地を訪れて、岩場そのものもひとつの思想(真善美)を表現していることを詳らかにしたい。」 (「はじめに」より)
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