バルトによる説教論 -聖霊に導かれる説教黙想とは何か-

名説教者としても知られたカール・バルト。『教会教義学』「神の言葉」と、ボン大学での説教学演習記録から、真に「キリストを語る」説教に必要な神学と、聖書のメッセージを正しく聴き取るための「追思考」（説教黙想）の実践を学ぶ。全ての説教者と説教の聴き手に献げる。

【目次】

第一章　説教の義認――神からの所与とわれわれの課題

1．神は語られた。また、語られるであろう

2．説教は教会の礼拝の中で行われる

3．説教は神の命令に対する人間の服従として行われる

第二章　説教の聖化――説教作成の実際

1．説教の聖化について

2．説教の聖書適合性について

3．説教における独創性について

4．説教の会衆適合性について

5．説教の作成へ