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内容詳細

人は物音がすると、おのずと耳を傾けます。耳だけではなく心も向ける のです。
 色や形が心を和ますように、音やリズムも安らかな世界へと誘います。 心を惹き付けてやまない美の世界、それは人の心を豊かにします。
 奇しくも聖年を祝う年に、第三集の『いのちの扉に時の足音が』を出版 する運びとなりました。光を受けたいのちの扉に、希望の足音が響いてま いります。聖書には、人間は神に似せて創られた(『創世記』一章)と記され ています。人間は神のいのちの息吹をうけ、豊かさや偉大さ、美しさを 生きている被造物であります。
 神が訪れる「時」の足音、それは時を選ばず響いています。その足音へ の応え、それが「祈り」と言えるでしょう。その足音を聞くために感度の よいセンサーの「心の耳」を傾けることが必要です。しかし、多くは世の 雑音や残響が心の耳を塞ぎ、聞き取ることを困難にします。
 この不要な音を静め取り除くことも、幸せな人生の課題となりそうです。 喧騒の世にあって、「時の足音」に心澄ませるならば、希望への道の喜び を味わうかもしれません。偉大なあのおかたは、常にわたしたちの傍で語 られます。それに耳を傾け心に留める人は、尽きない希望の光を得ること でしょう。

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