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内容詳細
カルヴァンがいなければ近代の歴史は違っていた
カルヴィニズムが辿った歴史とその意味を文献と資料によって鮮やかに描き出す
ツヴィングリの人生と著作およびチューリヒ市とドイツ語圏スイスの宗教改革、カルヴァンの人生と著作およびジュネーブ市とフランス語圏スイスの宗教改革、東西ヨーロッパとアメリカにおけるカルヴィニズムの発展と展開、分裂し再統合してゆく今日におけるカルヴィニズムまでを一巻で概説。
【目次】
第一部
フルドライヒ・ツヴィングリとドイツ語圏スイスにおける宗教改革
第1章 スイス宗教改革の背景
第2章 ツヴィングリの受けた教育と初期の牧会
第3章 ツヴィングリとチューリヒの宗教改革
第4章 エコランパディウスとブリンガーのもとでの進展
第5章 教理,訓練,礼拝
第二部
カルヴァンとジュネーブにおける宗教改革
第6章 若き日のカルヴァン
第7章 カルヴァンの回心
第8章 キリスト教綱要
第9章 カルヴァン,ジュネーブでファレルに合流する
第10章 カルヴァンのストラスブール期
第11章 再度の立て直し,闘争,そして勝利
第12章 カルヴァン統治下のジュネーブ
第13章 作家,神学者としてのカルヴァン
第14章 カルヴァンの人格と歴史的重要性
第三部
ヨーロッパと初期アメリカにおける改革派プロテスタント主義の広がり
第15章 フランスの改革派教会
第16章 ネーデルランドにおける宗教改革
第17章 ドイツと東ヨーロッパにおけるカルヴィニズム
第18章 スコットランドにおける宗教改革
第19章 イングランドとアイルランドにおけるカルヴィニズム
第20章 アメリカにおけるカルヴィニズム
第四部
カルヴィニズムと現代の諸問題
第21章 カルヴィニズムの分裂
第22章 再統一,領域の拡大,世界教会の連帯
第23章 思想界を変革しているカルヴィニズム
第24章 カルヴィニズムと公共の事柄
第25章 今日の世界におけるカルヴィニズム精神
参考文献についての補記
参考文献
索引
訳者あとがき
A5判・上製・函入