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内容詳細

本号は、長きに亘ってカルヴァンのフランス語テキストの翻訳と後輩への指導に労された久米あつみ先生に献呈論文集として捧げる。先生の下で若輩たちが16世紀のフランス語の手ほどきを受け、特にカルヴァンの説教の翻訳に取り組んで、良い成果を挙げることができた。

本誌は、第1回、第2回の学会の発表原稿と共に、以前開催されたシンポジウムの記録も掲載し、さらに本学会のためにのために尽力してこられた久米あつみ氏への献呈論文集として上梓した。

「アジア・カルヴァン学会」と「日本カルヴァン研究会」は統合して、「日本カルヴァン学会」を立ち上げた。

(野村信「第2号発刊にあたって」を編集)

【主な目次】

発刊にあたって 久米あつみ先生に感謝して

学術講演1 カルヴァンの義認論の再評価  吉田隆

学術講演2 礼拝の構成要素としての詩篇、J.カルヴァンの場合  菊地純子

学術講演3 カルヴァンの聖書解釈:古代から中世を経て  野村信

研究発表1 カルヴァンの妻、イドレッド・ド・ビュール  木村あすか

研究発表2 晩年のポール・リクールにおける哲学的不可知論  山田智正

シンポジウム H.オーバーマン著『二つの宗教改革』を巡って 訳者、編集者たちによる自由な語り合い

発表者1 金子晴勇

発表者2 竹原創一

発表者3 田上雅徳

発表者4 野村信

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