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内容詳細
Uボートの艦長から愛国主義的な牧師へ、
ナチ党支持者から強制収容所の囚人へ、
教会改革の指導者から平和運動の旗手へ、その激動の生涯!
「はじめに彼らは共産党員に向かってきたが、私は声を上げなかった――共産党員ではなかったから。つぎに彼らは労働組合員に向かってきたが、私は声を上げなかった――労働組合員ではなかったから。それから彼らはユダヤ人に向かってきたが、私は声を上げなかった――ユダヤ人ではなかったから。そして彼らが私に向ってきたとき、私のために声を上げてくれる人はひとりも残っていなかった」
この有名な言葉を残したニーメラーは、最初からリベラルな平和主義なのではなかった。アメリカの気鋭の歴史家が、保守的な思想の持主であったニーメラーがいかにして自己変革を遂げていったかを、聖人視を排して史的・批判的に辿った最新の評伝。
【目次より】
第1章 神と共に王と祖国のため(1892年~1914年)
第2章 大洋において皇帝に仕える(1914年~1918年)
第3章 Uボートから説教壇へ(1918年~1933年)
第4章 神とヒトラーを信じて(1933年)
第5章 闘う牧師(1934年~1937年)
第6章 ヒトラーの私的囚人(1937年~1945年)
第7章 罪責、悔悟、再生(1945年~1946年)
第8章 全米講演旅行(1946年~1947年)
第9章 剣を打ち直して鋤とし(1947年~1956年)
第10章 神の特使(1956年~1984年)
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