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内容詳細

明治期に来日した英国人エドワード・ピカステス(後に日本聖公会主教となる)の側近であった宣教師チャモレーの滞日日記。

当時の英国公使館や日本の政財界関係者、著名な建築家コンドルらとの交流が記された本邦初の貴重な資料。

本書でチャモレーは、明治21(1889)年2月11日の大日本帝国憲法発布の日に行幸中の天皇・皇后を観た様子や、明治24(1891)年に英米聖公会の代表者が日本の宣教地を分割した際に立ち会った時の状況、明治27(1894)年に小笠原諸島(現・世界自然遺産)に伝道を着手した経緯などを詳述し、明治日本について歴史的画期を証言している。

近代日本のキリスト教史、英文学史、建築史、外交史、地域文化史など、諸分野に参画した英国人宣教師チャモレーによる第一次資料の翻訳が、明治中期の日本の文化に新たな光を当てる。

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