税込価格:1650円
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内容詳細
世界各地で起きている戦争、紛争。もはや戦後でない今日を私たちは生きている。広島、長崎、沖縄、引き揚げ、本土空襲、宗教弾圧……。月刊誌『信徒の友』に掲載された戦争体験者のこれらの証言、平和への思いをどう読み、応え、歩み出すか。“戦後80年”の今、共に考えたい。
【目次】
プロローグ
聖書が語るシャロームにどう聴くか 大島力
1章 広島 原子野から立ち上がる
生かされた者の使命 長谷川儀
過ちを繰り返さない 宗藤尚三(聞き手:月下星志)
封印してきた記憶 谷川順子
被爆教会の役割 向井希夫
2章 長崎 平和の鐘を鳴らし続ける
長崎被爆者座談会 光木倭子、松尾絹江、福島順子
核に思う 松本正
平和の母子像にかけた思い 熊江雅子
3章 沖縄 キリスト者として生き抜く
他者の痛みと向き合えるように 石原絹子(聞き手:西村愛里)
沖縄のキリスト教会は前進する 平良修
首相官邸前でゴスペルを歌う会 平良愛香
祈りと犠牲を捧げる全国のシスター 上原洋子
4章 引き揚げ いのちの旅路
北朝鮮に取り残されて 笠井政子
ソ連軍侵攻の樺太から引き揚げ 髙橋淳子
朝鮮の京城で生まれて 増田良夫
満洲から引き揚げて 三田照子(聞き手:鈴木道也)
5章 国内 銃後の守りの陰で
誰もが憧れていた 岩崎誠哉
戦地を思って辛抱の日々 清水幸子
何の跡形もなく 小林義弘
信ずべきもの 村松武司
平和を祈るリタニ― 東歩
エピローグ
主イエスの非暴力主義 志村真
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