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内容詳細

世界各地で起きている戦争、紛争。もはや戦後でない今日を私たちは生きている。広島、長崎、沖縄、引き揚げ、本土空襲、宗教弾圧……。月刊誌『信徒の友』に掲載された戦争体験者のこれらの証言、平和への思いをどう読み、応え、歩み出すか。“戦後80年”の今、共に考えたい。

【目次】

プロローグ

聖書が語るシャロームにどう聴くか  大島力

1章 広島 原子野から立ち上がる

生かされた者の使命  長谷川儀

過ちを繰り返さない  宗藤尚三(聞き手:月下星志)

封印してきた記憶  谷川順子

被爆教会の役割  向井希夫

2章 長崎 平和の鐘を鳴らし続ける

長崎被爆者座談会  光木倭子、松尾絹江、福島順子

核に思う  松本正

平和の母子像にかけた思い  熊江雅子

3章 沖縄 キリスト者として生き抜く

他者の痛みと向き合えるように  石原絹子(聞き手:西村愛里)

沖縄のキリスト教会は前進する  平良修

首相官邸前でゴスペルを歌う会  平良愛香

祈りと犠牲を捧げる全国のシスター  上原洋子

4章 引き揚げ いのちの旅路

北朝鮮に取り残されて  笠井政子

ソ連軍侵攻の樺太から引き揚げ  髙橋淳子

朝鮮の京城で生まれて  増田良夫

満洲から引き揚げて  三田照子(聞き手:鈴木道也)

5章 国内 銃後の守りの陰で

誰もが憧れていた  岩崎誠哉

戦地を思って辛抱の日々  清水幸子

何の跡形もなく  小林義弘

信ずべきもの  村松武司

平和を祈るリタニ―  東歩

エピローグ

主イエスの非暴力主義  志村真

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