税込価格:1320円
購入サイトへ 問い合わせる
※在庫状況についてのご注意。

内容詳細

霊性(信仰)から理性(合理主義)への移行により世界の〈世俗化〉が押し進められた西洋近代。それは新しい文化創造か、それとも文化破壊への道のりであったのか。

キリスト教信仰に代わって啓蒙思想の合理主義が登場してきて、ヨーロッパ的霊性(信仰)を追放し、自らが指導権を掌握したといえよう。だが、霊性との役割を交代することによって、理性の自律化が起こったとしても、その深みを失った結果、無神論とニヒリズムという病魔に侵されることになった。(本書より)

※教文館出版部の出版物については「出版部」の商品ページに在庫表示がございます。