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内容詳細

ヨーロッパにおける美術の主流であるキリスト教。その文化や芸術は1500年以上にわたり布教とともに各地で受容され,多種多様に発展してきた。キリスト教美術はポイントをつかめば「なに」が描かれているのかが分かる美術。本書ではイエスやマリアの生涯に沿って場面ごとに資料を見解き,その芸術を味得するポイントを分かりやすく伝える。

*「みとく」……見解く:見て理解すること。味得:内容をよく味わって自分のものにすること。

【目次】

ごあいさつ[西南学院大学博物館館長 伊藤慎二]
開催概要/凡例/書名略

第Ⅰ章 イエス・キリスト
はじめに/イエス・キリスト/イエス・キリストの生涯
降誕/東方三博士の礼拝(マギの礼拝)/洗礼・誘惑
カナの婚宴・ラザロの蘇生/最後の晩餐
ゲツセマネの祈り(オリーブ山での祈り)/受難
磔刑/復活/昇天・聖霊降臨

第Ⅱ章 聖母マリア
聖母マリアの生涯/マリアの誕生/結婚
受胎告知/エリサベト訪問/神殿奉献
悲しみの聖母/聖母の被昇天
聖母の戴冠/無原罪の御宿り/聖母子

第Ⅲ章 諸聖人
福音書記者 ―マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ―
使徒 ―ペトロ,アンデレ―
聖人 ―ゲオルギウス,フランシスコ・ザビエル―
さいごに

主要参考文献/資料目録

●登場するシンボル・アトリビュート・人物
鳩/悪魔,サタン/マルタとマリア/イスカリオテのユダ/INRI/ヨセフ/百合/洗礼者ヨハネ/心臓,心/マグダラのマリア/棕櫚/IHS
●みとくポイント!
三位一体/光輪(ニンブス)/アトリビュートとシンボル/外典(アポクリファ)/異時同図法/タイポロジー/キリスト教美術の源泉『黄金伝説』

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