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内容詳細

フェミニスト聖書学を伸延し、キリスト教の再構築を目指す。

【目次】

序章 イエスとBL(ボーイズラブ)――イエスと男性弟子の恋愛

第一部 ホモエロティシズムと師弟愛――ヨハネ福音書における男の絆

第1章 わたしを愛しているか――クィア理論とホモソーシャリティ理論によるヨハネ福音書21章15-17節の読解

第2章 イエスの胸に横たわる弟子――クィア理論とホモソーシャリティ理論によるヨハネ福音書13章21-30節の読解

第3章 「見よ、彼は彼をどれほど愛していたことか」――クィア理論とホモソーシャリティ理論によるヨハネ福音書11章1-44節の読解

第二部 クィアな新約聖書

第4章 異性愛主義と聖書解釈――フィレモン書1b-2節におけるフィレモン、アプフィア、アルキッポスの関係性

第5章 クィアな家族観――マルコ福音書3章20-21、31-35節におけるイエスの家族観

第6章 「イエスとクィア」から「クィアなイエス」へ――クィア理論を用いた聖書解釈の新たな地平

第7章 マリアのクリスマスの回復――文化研究批評(ジェンダー・セクシュアリティ研究)による解釈

第8章 クィアな聖家族――ルカ降誕物語のクィアな読解

第9章 『聖書協会共同訳』のクィアな批評――教会・キリスト教主義大学・クィアな空間で読む

 

あとがき

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