キリスト教文化　21号

【社会とキリスト教】
「滑らかでない」変化の旅程 ：牧会現場でフェミニストとして生きる　李恩珠/鄭恵珍
民衆神学の胎動と発展─主題と方法の変化を中心に　姜元敦

民衆神学の救済論─民衆主体性と民衆メシア論　崔亨黙

【歴史とキリスト教】
シンボルから再発見する日韓の歴史と宗教(13)桜落ちるとムクゲ咲く(上)洪伊杓
永島輿八の生涯と社会実践(5)─第 1 回渡米からアメリカ移住まで　永岡正己

国境を越えて老司祭と分かち合った尹東柱の物語　金信貞

再考ー矢内原忠雄と植民地台湾─帝国主義の定義から再考する統治論　岡﨑滋樹

中国におけるキリスト教本色化(土着化)運動─中国内地会の試み　徐亦猛

建築家W.M. ヴォーリズの初期キャリア形成と20 世紀初頭のプロテスタント・ミッション建築需要　吉田与志也

近江八幡を訪問した民国クリスチャンをめぐって　金丸裕一
近江兄弟社及び W.M. ヴォーリズ研究の動向について

[附]近江兄弟社およびヴォーリズ研究の文献目録(稿)　寺田百花

【文化とキリスト教】

文学作品における祈りの諸相(9)

─『サイラス・マーナー』(Silas Marner)における祈り　川原有加

【聖書の研究】
イエスは何を語ったのか ? ─キリスト教の原点を求めて(8)　嶺重淑