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内容詳細

「静かな祈りのときのために」刊行のご案内  眞壁伍郎(新潟いのちの電話 元理事長)

40年前、新潟いのちの電話開設のとき、わたしの心の支えとなってくれたのがこの冊子 Für die Stille (静か
な祈りのときのために)でした。スイスの山間に住む、ケティ・ホールという一女性が30年間書き続けられた最
後の年のもので、きっかけは、日本のいのちの電話を創設されたドイツ人女性、ヘットカンプさんがわたしにプ
レゼントしてくださったことからでした。
今回のコロナ危機に際し、もしかしたらこれが何かのお役に立てるのではないかと、かつての翻訳をあらた
めてプリントをして、何人かの人に読んでいただいておりました。そしたら、そのお一人、金山愛子さん(敬和
学園大学学長)が、これをぜひ本にしましょうと申し出てくださいました。そんなわけで急遽、新しい年に間に
合うよう自費出版で300冊を作り、ご希望の方に読んでもらえるようにしました。
本の内容は、朝ごとに、聖書の一節を読み、祈り、1日を始める。その助けになるよう書かれたものです。ド
イツやスイスで、とくに女性たちの間で広く読まれていたようです。
かつてわたしが、ナイチンゲールが看護を学んだというドイツのカイザースヴェルトの母の家を訪れたとき
も、そこのデイアコニッセ(奉仕女)たちが、この冊子を手にしているのをよく目にしました。実際、40年前、
日本でも月ごとに郵送されるわたしの訳を待っていてくださったのは、医療や福祉、教育などの現場で忙しく立
ち働いておられる女性たちでした。日々の生活に則した、信仰の励ましが語られていたからなのでしょう。

判型:193mm × 142mm

上下2分冊(分売不可)

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