税込価格:1980円
この商品を買う 問い合わせる
※在庫状況についてのご注意。

内容詳細

教会の正典たる「聖書」は、「政教」をどう教えているか?

福音宣教の使命に専心する福音派も、政教一致をめざす社会派も、教会のあり方としてはいずれも聖書的ではなく、誤謬に陥っている、と大胆にも善太先生は喝破する。ではそのいずれでもない第三に道があるのか? それは何か? 今も現代性に溢れ、襟を正される清冽な直言に満ちた善太節を、いざ堪能!

周知のように、また私自身65年の信仰生活のあいだに直接見聞したところが示しているように、わが国ではキリスト者が社会活動に熱中すればするほど、教会から遠ざかるという歴史がある。これは今日たくさん出ているその方面の書物を見ればすぐわかる。これには教会側にも、外に立つキリスト者側にも、それぞれ責任がある。この点を今さらここにくり返す必要はない。ただここで一言くり返す言葉は、両者とも真にその誤謬を「悔い改め」るという一点である。これができれば、過去における悲しむべき歴史はくり返されないであろう。(本書より)

※教文館出版部の出版物については「出版部」の商品ページに在庫表示がございます。