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内容詳細

古代から現代にいたる戦争の思想史

著名な教会史家が、古代から現代にいたるユダヤ・キリスト教の伝統の中で戦争観・平和観がいかに変遷したかを辿り、キリスト教会の功罪を正面から見据えつつ、福音信仰に依って立つ平和創造の可能性を問う。

原書は1960年刊行。中村妙子氏の邦訳は1963年に刊行された。長く品切れだった名著を、戦後80年記念復刊として送る。

【目次より】

第一章 古代における平和の理想

第二章 正義の戦いの古典的起源

第三章 旧約聖書における十字軍思想の淵源

第四章 新約聖書における戦争と平和

第五章 古代教会の平和主義

第六章 キリスト教公認後のローマ帝国における正義の戦いの理論

第七章 正義の戦いから十字軍、および分派の平和主義へ

第八章 文芸復興期におけるユートピア思想と正義の戦いの理論の復活

第九章 宗教戦争

第十章 歴史的に平和主義をとる教派について/原住民に対する戦争について

第十一章 啓蒙時代

第十二章 ウォータールーからハルマゲドンまで/比較的平和な時代

第十三章 戦争追放から原爆まで

第十四章 過去と現在

第十五章 もし、然らば

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