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内容詳細

「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも目を閉ざす者となる」リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー

第二次世界大戦から80年。戦争体験者の時代が終わろうとする今、薄れていく記憶をどのように保存し、想起していくのか。凄惨な記憶から生まれた声を未来へとつなげていくために何ができるのか。国内外の多様な想起の現場からその知恵を探る8つの論考。

【目次】

小田部進一「ハンブルクの「警告碑聖ニコライ」の成立(1977年)――想起文化の様式と世代間の問い――」

梶原直美「平和の叫び――佐喜眞美術館が語る沖縄戦から――」

ルスターホルツ、アンドレアス「記憶とその先へ――時を超えた和解の可能性――」

水野隆一「賛美歌集における戦争の記憶と想起――『讃美歌』(1954年版)と『讃美歌21』――」

橋本祐樹「想起の文化とシュツットガルト罪責宣言――ドイツ国外の諸教会によるエキュメニカルな応答に向けて――」

西室雅央「関西学院高等部における「探究型授業×平和学習」の取り組み

――関西学院西宮上ヶ原キャンパスの戦跡を巡るARウォーキングマップ「KG Peace Map」の制作――」

前田美和子「広島女学院における平和学習の取り組み」

鐵口宗久「『被爆校』鎮西学院における戦争の記憶と想起について――キリスト教学校における平和教育とは――」

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