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内容詳細

宮本久雄著作選集 全3巻《第1回配本》

「聖書」には、どのような言語空間がひろがり、それはわたしたちに何を告げているのか。旧約聖書からは、創世記、ヨブ記、預言者ホセアのことば、そして新約聖書からは譬え話、ヨハネ福音書、パウロらを取り上げ、それらに実存的に迫る。

【目次】

聖書言語の身分

Ⅰ 旧約聖書

第1章 神の似像としての「男・女」協働体――創世記1~3章の物語り論的解釈

第2章 ヨブ記の物語り的論的解釈――苦難、他者、証言

《コラム》「無」を語る花――ホセアの言と生

Ⅱ 新約聖書

第3章 福音書の譬え話の解釈――「異化作用・記憶の痕跡」の探究

第4章 ヨハネ福音書とプネウマ言語――仲介する第三者

第5章 身体(soma・ソーマ)を張って生きたパウロ

《コラム》記憶に拠る食卓協働体の成長と歴史的カイロス

〈シリーズ続刊〉

2 キリスト教思想――愛とケノーシスの間(あわい)にて 2025年12月刊行予定

3 エヒイェロギア――自らを超えゆく神の探究 2026年2月刊行予定

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