税込価格:1,540円
この商品を買う 問い合わせる
※在庫状況についてのご注意。

内容詳細

「答えではなく、問い」である至福。

福音書のイエスはたとえ話の名手であったが、その解釈をめぐっては21世紀の現代でも研究者の間で議論百出という箇所が少なくない。解答を求めるのではなく、イエスの問いの前に自らを立たせ、さまざまな可能性を愉しく探ることが「現代をどう生きるのか」の大きな原動力になる! そのナビゲーションとして最適の書。

このように解釈は色々に別れ、それぞれ説得力があるように見える一方、どれも完全には合意しがたい面があります。たとえ話の世界はファンタジーや詩の世界と同様、完全に首尾一貫して論理的に説明がつく必要はないと考えて、無理な解釈は避けつつも、いろいろなメッセージを重層的にくみ取るのもまた一つの読み方だと思います。(本文より)

【主な目次】

1「種を蒔く人」のたとえと「成長する種」のたとえ

2「ぶどう園と農夫」のたとえ

3「善いサマリア人」のたとえ

4「仲間を赦さない家来」のたとえ

5「放蕩息子」のたとえ、「見失った羊」のたとえ、「無くした銀貨」のたとえ

6「タラントン」のたとえと「ムナ」のたとえ

7「不正な管理人」のたとえ

8「ファリサイ派の人と徴税人」のたとえ

9「ぶどう園の労働者」のたとえ

10「金持ちとラザロ」のたとえ

11「忠実な僕と悪い僕」のたとえ、「十人のおとめ」のたとえ、「羊と山羊」のたとえ――終末に備えて

12「宝物」と「真珠」のたとえ

13「世の光」のたとえ

※教文館出版部の出版物については「出版部」の商品ページに在庫表示がございます。