[聖母文庫]死と闇をこえて

幼いイエスの聖テレーズ逝去100年記念出版。若きカルメリットの最期の数ヶ月を克明に記録した名著の復刊。その生涯の最後の六ヶ月にわたるテレーズの魂の軌跡を克明に書きとめたのが、カルメル会司教ギイ・ゴシェの本書「死と闇をこえて－テレーズ最後の6ヶ月－」である。没後間もなく、宗教、宗派、文化、民族の壁を超えて数知れないほど多くの人々に福音の光りと慰めを力強く伝えてきたテレーズのメッセージが、宗教と文化の雑居する現代の日本において、本書を通し人間の究極的課題である、真実の愛の意味と重さを分からせてくれることを信じ、また願いたい。