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内容詳細

日本の宗教はこのままでよいのか?

日本経済のバブル化と軌を一にして肥大してきた宗教ブーム。

バブル崩壊と共に起きたオウム真理教事件。

宗教と社会の相関を問い続けてきた宗教学者が、深刻な問いの前に立つ日本の宗教の病巣を抉る。

[目次]

宗教ブームをどう見るか

霊的なものへの関心

統一教会への問い

「日本のキリスト教は何故伸びないのですか」

現代社会への宗教的インパクト

神と人間の間の天皇制

政権交代と宗教人

社会主義の精神と宗教

日本にリバイバルは必要か

宗教は平和への鋼鐵主たりえるか──今、宗教の問われるもの

マンガ文化の中の宗教──一友人への返信

ある神道者の苦悩について

「呪術の園」としての日本

アミニズム的日本人の美しさについて

オウム真理教事件の意味するもの──わが国宗教文化の病状

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